のぼせ・ほてり・ホットフラッシュ
閉経を迎えるころ女性ホルモンが大きく変化します。50代になると汗をかきやすくなるホットフラッシュ(Hot flush=のぼせ、ほてり)が顕著にあらわれるため自律神経が乱れます。更年期になると心身の不調が強くあらわれ夫婦喧嘩が勃発、職場でのトラブルも増加します。気を許す存在だからこそ当たり散らしたり日常生活に支障をきたすこともあります。
周囲や子供・配偶者に対して頭の血管が切れるくらいヒステリーを起こしてしまうのは、女性に限らず男性にもみられるもので、不調は長く続きます。自律神経が乱れるからホットフラッシュ(Hot flush=のぼせ、ほてり)によって汗をかきそのストレスが自律神経(交感神経・副交感神経)に影響を及ぼします。
夫婦の一方の調子が悪いと配偶者が家に帰りたがらなくなったり離婚や別居問題に発展することもあります・・・。心身のダメージが更年期をダブルパンチで襲うのです。
体質・ストレス・生活リズム・ホルモン要因(エストロゲンの低下)・性格(自分のマインド)・環境(人間関係)の影響も大きく
50代を迎える頃には、配偶者の病気・浮気・愛情不満、老人介護、子供の受験・子供が自立したことによる疎外感、自分の病気・容姿の衰え・性的欲求不満・近親者の病気。職場ではOA化についていけないなど問題が重なりやすい時期です。そして急激に太りやすくなるため過剰なダイエットをすることで卵巣機能が低下し強く症状があらわれます。
血管運動神経系 | ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり)顔や上半身がカッ〜と暑くなる。顔だけが赤くなり体は冷える。 |
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運動器官系 | 腰痛・手足がだるい・手足がしびれる・肩がこる |
精神神経系 | イライラ・抑うつ・寝付きが悪くなる |
知覚神経系 | 蟻走感・冷感 |
泌尿・生殖器系 | トイレが近くなる(頻尿)・膣炎(膣が乾燥し痒い) |
消化器系 | 悪心・嘔吐・便秘・食欲不振 |
その他 | 睡眠障害、皮膚湿疹 |
ストレス社会の影響で30 代後半から更年期症状に悩まされる人もいます。特に、季節の変わり目にひどくなりやすいものの誰にも相談しない人、何も相談しない人が5割、サプリメントや漢方で改善をはかる人が5割。
最近、頭に血がのぼるみたいでカーッとなります。首とか顔とか胸元に嫌な汗をだらだらかきはじめ汗がひかないのです。気温が暑いわけでもないのに自分ひとりだけ顔がほてったり赤くなって恥ずかしいです
更年期の典型的な症状といえば・・頭に血がのぼる「のぼせ」、顔や胸元が熱くなり顔が赤くなる「ほてり」そして異常に汗が吹き出る発汗があります。これらの症状をまとめてホットフラッシュといいます。女性ホルモンが少なくなると汗をコントロールする自律神経が影響を受けます。自律神経は交感神経と副交感神経のバランスを整える働きがあるもののストレスを受けると副交感神経の働きが低下して交感神経が優位になるの。体温の異常(冷え・ほてり)や唾液の量が減るのもそのせいよ。
ほてりやホットフラッシュだけではない更年期症状。
更年期は、「のぼせ」や「ほてり」や「ホットフラッシュ」「イライラ」など典型的な症状だけではありません。女性ホルモンのエストロゲンが減少することで手指に湿り気がなくなります。買い物に行くとビニール袋が開けられない。スマホのタッチパネルが反応しないなどの症状があらわれます。ドライマウスで息がくさくなった(エストロゲンが減少すると目や口が乾きやすくなる)。セックスすると痛い、早く終わってほしい(膣の萎縮とエストロゲン減少による乾燥)、急激に太ってきた(エストロゲンには脂質代謝を調整する働きがあり分泌量が減ると内臓脂肪が増えやすくなる)。髪にハリや腰がなくなった(エストロゲンには髪が生えて抜けるまでのサイクルを整えるがある)
イベントやライブに来ていますだの、美味しいもの食べてきただの、家族でBBQ楽しんでますだの、どこに出かけるんだの、旦那に○○買ってもらいましただの、家族旅行に来ていますだの!facebookの投稿がうざくて仕方がありません。リア充自慢見なきゃ良いんだけどわざわざ見せびらかしたいのか?って良いね押しながらムカついています。
facebook、Twitter、Instagramでリアル(現実)をアピールする人いるわね。私は、負けず嫌いな性格だけど人は人って性格だからあまり気にならないけど。更年期に入ると1つのことに執着してしまうのよ、普段嫉妬深くないはずなのに自分との境遇に温度差を感じてしまうのね。だから相手の投稿が「自慢」に思えて鼻につくのよね。鼻につくなら見なければいいのについつい執着して見てしまうのよね、拘泥するのよ。
年齢を重ねることで味わうエイジングストレス
自分はまわりより健康的で若い!そう思い込んでいた私にコーネンキの症状があらわれたとき大きなエイジングストレスを味わいました。
50代を迎えていたので若さを売りにしていたわけではありませんが職場でも地元でも習い事の場所でも自分より年上の人と接することが多かったせいか「良いね・・若いね」といわれてきました。「そんなことないですよ」と謙遜しても自分の中で「私はみんなより若いのよ」と自分の若さに価値を見出していただけにエイジングコンプレックスがドドドっと押し寄せてきました。膝が痛い、腰が痛い、口がくさくなる、あそこの臭いが気になる、髪が薄くなる、尿漏れする、汗をかく・・
私は人生の岐路に立っていました。化粧を落とすと鏡にうつるのは、深いほうれい線が刻まれたおばちゃん・・今年80を迎える母親に似てきたなと思います。朝起きたばかりのげっそりお疲れ顔・・自分の顔なのにうんざります。そしてほてりはじめたら汗が止まらない、顔も背中もお尻もベチョベチョになります。
第二の人生が輝き始めるとき「幸年季」ということばがありますが年を重ねる不安感や戸惑いしかありませんでした。
アイドル黄金期、絶大な人気を博した花の82年組。キョンキョンこと小泉今日子さんは52歳、「ドジでノロマな亀」の堀ちえみさんも51歳、伊予はまだ16だからの松本伊代さんも52歳、中森明菜さん52歳、夏色のナンシーの早見優さんも51歳、ポニーテールはふり向かないの伊藤かずえさんも51歳。
彼女たちは、50代を迎えたけれど「更年期」とは程遠く当時と変わらない印象だしそれほど劣化はしていないように思えますがそれぞれ症状があらわれたようです。
松本伊代さんは、イライラやほてりがあった紅茶やお茶を茶葉で飲むようになった、小豆茶を飲むようになった、シャワーだけだったのを湯船につかるようになった、ストレッチを日課にしたなど更年期対策をしています。早見優さんも健康的なイメージですが青竹踏みやアロマセラピーの資格を取得し、香り・眠り・バスタイムに工夫をされたそうです。伊藤かずえさんは、急に変な汗が出たり疲れやすくなったそうです。メンタルの調子を整えるために書道をはじめられたそうです。
若々しい元アイドルたちも50代をむかえるころには、更年期の症状がみられ乗り越え方もそれぞれなんですね。
更年期を迎えるとなんとなくやる気が出ない。やる気や負けん気だけでは突っ走れない・・若い子には負けたくないと思っても突っ走れなくなるんですよね。朝起き上がれない、だるい、気持ち悪い、眠い、寝ても寝ても疲れが取れない。大桃美代子さんなんてストレスが原因の若年性緑内障で失明の危機だったそうですよ。若いのに・・というかは白内障や緑内障なんて年寄りしかかからないと思ったら大間違いなんですね。
真面目な人ほど更年期症状を「自分が怠けているから」と自分を責めたり抱え込んでしまうものですが、自分をいたわるのは大事なこと。
ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ)★記事一覧
鼻や小鼻の周り、頬などに薄っすら見える赤い毛細血管・・赤ら顔の正体は、毛細血管です。お酒を飲んでいないのに顔が赤いと言われます。甘党で油っこいものが好きという食生活で若い頃からニキビができやすい肌質でした。毛穴の開きや角栓も目立つので乾燥しやすい季節は同じ化粧水でも肌トラブルを起こします。肌状態が悪くなると赤みが悪目だちします。化粧でうまくごまかすコンプレックスだった赤ら顔も社会になってからは化粧...