赤ら顔が恥ずかしくて化粧で隠してきた日々

鼻や小鼻の周り、頬などに薄っすら見える赤い毛細血管・・赤ら顔の正体は、毛細血管です。お酒を飲んでいないのに顔が赤いと言われます。甘党で油っこいものが好きという食生活で若い頃からニキビができやすい肌質でした。毛穴の開きや角栓も目立つので乾燥しやすい季節は同じ化粧水でも肌トラブルを起こします。肌状態が悪くなると赤みが悪目だちします。
化粧でうまくごまかす

 

コンプレックスだった赤ら顔も社会になってからは化粧でごまかしたり隠せるようになりました。(私は高校生のときも学校にファンデを塗って登校していました。化粧しないと恥ずかしく顔を上げられないほどの強いコンプレックスだったのです。化粧をしていないときは、おてもやん。ノーメイクだと周りの視線が頬に集中する気がして萎縮します。

 

コンシラーやコントロールベースでカモフラージュ

 

コントロールベースは黄色や緑が基本。クリームファンデやリキッドファンデは肌よりワントーン暗めを選びます。赤みが目立つ部分には、コンシーラでカバーします。おてもやんみたいな真っ赤な頬はメイクでカモフラージュできます。ただ厚ぼったく、厚化粧になりがちなので気をつけなければいけません。

 

赤みをファンデでごまかして生きてきたのに厚化粧を指摘される

 

まだ付き合う前の話です。合コンを企画してもらい旦那になる人と初めて会った居酒屋で(初対面にもかかわらず)旦那はいきなりこう言いました。「化粧濃いですよね」「ファンデーション塗りすぎですよね」「厚化粧ですよね」「化粧に何分かかっているんですか」と超無神経な数々。今思うと超失礼なことを言われて自分にとって気にしていたコンプレックスをえぐられた気持ちがしました。赤みを消したくてファンデを塗りまくっていたのは、少しでも異性にキレイに見られたいからで頑張ったのに無神経すぎ!と思いました。

 

化粧濃いですよね・・厚化粧ですよね・・化粧に何分かかっているんですか??


 

がんばって赤みを消したのにヒドイ!!ショック!!今までメイクが濃いなんて誰にも言われたことなかったに!!


 

あとから旦那のお母さん(義母)がメイクをまったくしない化粧っ気がない人、会社は男の人ばかりの会社で私のようにバリバリにメイクする人は、まわりにいなかったようです。とても腹が立ちましたが「化粧しなくても良いんだ」と気持ちを切り替え気がついたら結婚してました。まさかのドS?笑。良くも悪くも思ったことをそのまま言ってしまう人のようです。


意外と大事な正しいスキンケア(洗顔方法)

ニキビ肌と赤ら顔がコンプレックスでしたがエステに通いはじめたら赤ら顔もニキビも目立たなくなりました。エステは20年前で1回で3000円。今だと1回1万円ぐらいです。独身だったので1回3000円のエステも惜しいとも勿体無いとも思いませんでした。

 

年齢を重ねてからはエステにお金をかける余裕がないので毛穴の開きや角栓は、丁寧な洗顔で直していきました。お金がかからない方法なのでぜひ試してみてください。洗顔方法は以下のとおりです。

  1. 泡で優しく100回ぐるぐるかきまわしながら洗う
  2. ぬるま湯でしっかり100回すすぐ
  3. 最後に冷水で10回パシャパシャとひきしめる

洗顔方法1つで自分の肌と思えないほどキレイになっていきました。春・夏・秋と時間をかけて毎日しっかり洗っていました。肌の状態がよくなると乾燥肌もニキビもなくなり肌トラブルとは無縁になりました。しかし寒い季節になりぬるま湯からあたたかいお湯で洗うようになったり泡で100回→20回ぐらいに減らしたり、すすぎも面倒だったので流水シャワーで終わらせていました。冷水パシャパシャは、10回から2〜3回で終わらせていました。するとニキビのブツブツはできるわ、赤ら顔は復活するわ、乾燥するわ。一気にトラブルが勃発しました。

 

教訓!洗顔を怠けると汚肌になる

 

汚肌

丁寧な洗顔をすると肌そのものが健康になるので肌トラブルが無くなります。改めて洗い方の大切さを認識しました。ニキビが出来たり赤みが目立つようになったら基本に立ち返ると良いです。とくに冷水を最後に10回かけるのはさぼらないほうが良いです。赤ら顔が復活すると毛穴の開きや角栓のニョロニョロまで目立つようになりました。

 

お肌は正直です。お手入れをさぼると如実に汚肌(おはだ)になります。


 

更年期に再発した赤ら顔(毛細血管拡張症)

高校のころは、コンプレックスだったけど社会人になってからは堂々とメイクができたのでだんだん気にならなくなりました。気にしなくなったのかもしれません。ところがです!!

 

更年期の症状がではじめたころ、赤ら顔も再びあらわれはじめたのです。ほんのり紅さす・・とか可愛く初々しいものではなくて毛細血管が浮いて見えるようになってきました。

 

顔面(頬)にクモの巣のような赤ら顔(毛細血管拡張症)

 

とくに更年期の女性は、顔面(頬)にその症状があらわれやすく女性ホルモン(エストロゲン)の影響で枝分かれした毛細血管の拡張がみられます。赤ら顔や赤鼻の人にはタイプがあり枝分かれして赤うのが目立つ人と線状に赤や青い血管が見える人(赤鼻さんに多い)、クモの糸みたいに透けて見えるタイプとさまざまです。

 

アトピーやニキビ痕の名残で1ミリほど隆起した紅色丘疹の人もいます。紅色丘疹は、胸や背中・お腹など隠れた場所に出現します。皮膚科の写真と見比べてみると私は、クモ状の赤ら顔のようでした。蜘蛛の糸みたいな赤ら顔は更年期女性に多いタイプなのだそうです。

 

血流の悪さが原因、洗顔後の冷水パッティングが大事

赤ら顔は血流が悪いことが原因。マッサージでリンパを流してやるのも大事ですが、それよりも洗顔に時間をかけてください。頬は表皮が薄く毛細血管が透けて見えるのでとくに真冬や冷えやすいときは赤ら顔が目立ってしまいます。皮膚の薄い部分は、泡だけで転がすように丁寧に洗います。

 

モコモコの泡で洗顔をしてくるくる100回泡を転がしお水で丁寧に100回洗い流し冷水でパシャパシャ10回パッティングすると赤ら顔が目立たなくなります。


 

 

洗顔した後、冷水でのパッティングを心がけ、お湯と水で交互に洗って下さい。

 

お肌の血行を良くし、毛穴を引き締める効果も期待できます

 

白漢しろ彩

小学生のときも中学生のときも高校のときも顔が赤くてコンプレックスでした。高校は、規則が緩かったので水や汗に強いリキッドファンデーションをつけて通っていました。同級生で顔にそばかすがある子がいたけど、その子もファンデーション塗っていました。コンプレックスって人から見たらどうでも良いことなんだろうけど自分にとっては誰にも見られたくないし笑われたくないし恥ずかしいことなのです。

 

同級生の友達は、そばかすを隠すためにパウダーファンデを重ねづけしていたの影で「粉ふきいも」とあだ名がつけられていました。

 

私の場合、緊張しやすいあがり症だったということもありますがファンデをつけているときは堂々としていられました。男子とすれ違っても恥ずかしくないんですね。冬になると赤ら顔が目立ちやすくなるのでリキッドでカバーして・・でも校則では化粧禁止だったからメイクをして学校に通うのもビクビクドキドキしていたものです。当時は抜き打ちチェックは当たり前だったし。笑。私は、赤い頬を隠したくて塗りまくっていましたが当時の写真を見ると「能面」みたいです。

 

 

 

学生のころりんご病が流行ってました。保健係に「○○さん顔が赤いです。りんご病かもしれません」と言われ続けました。忌々しい記憶です。赤ら顔あるあるですよね?


 

 

そして私は、50歳になりました。今でも時々ファンデが崩れてくると「顔赤いよね」と言われたり「ポっ?」ってなってるよと指摘されます。とてもとても恥ずかしいです。当事者じゃないとわからない悩みだと思うし血色が無いより頬紅使わなくても良いから・・なんていっても慰めのことばにもなりません。