閉経前後に減少する「E2」高値を示す卵胞刺激ホルモン「FSH」

閉経後に起こりやすいのがアソコのトラブルによるQОLの低下。夜尿症・頻尿・排尿痛・失禁・尿路感染・膣の乾き・おりものの増加・かゆみ・性交痛・出血(宮がん、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣疾患)などの症状があらわれます。女性ホルモンの数値は、生理日から排卵日までの「卵胞期」と「排卵日」と排卵日から次の生理までの「黄体期」や妊娠中でも前期後期出産後では大きく変動します。更年期の不調の原因は閉経で女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が減るためですが目安となる数値が「E2(エストラジオール17β)」と「FSH(Follicle-Stimulating Hormone=卵胞刺激ホルモン)」です。

血液検査で分かるE2(エストラジオール17β)とFSH(卵胞刺激ホルモン)

更年期障害で減少するのが「E2」高値を示すのが「卵胞刺激ホルモンFSH」通常エストラジオール(E2)は20〜500pg(ml)で排卵前で25〜85、排卵日前後に50〜550、黄体期で45〜300の数値をしめします。閉経すると21pg(ml)以下になります。またFSH(卵胞刺激ホルモン)は、通常10mIU(ml)以下なのに閉経後は30mIU(ml)以上になります。更年期の血液検査でE2だけ調べるドクターもいれば両方(FSHとE2)調べるドクターがいますが、治療を行うことで数値もガラリと変わります。

FSH

治療検査数値【40】

 

基準値【正常値】
卵胞期3.5〜12.5mIU/ml、排卵期4.7〜21.5mIU/ml、黄体期1.7〜7.7mIU/ml、閉経期25.8mIU/ml以上。
男性1.5〜12.4mIU/ml

E2

治療検査数値【18】

 

基準値【正常値】
卵胞期25〜195pg /ml 排卵期66〜411pg /ml 黄体期40〜261pg /ml 閉経期10〜40pg/ml
男性14〜60pg/ml

FSH

治療検査数値【7】

 

基準値【正常値】
卵胞期3.5〜12.5mIU/ml、排卵期4.7〜21.5mIU/ml、黄体期1.7〜7.7mIU/ml、閉経期25.8mIU/ml以上。
男性1.5〜12.4mIU/ml

E2

治療検査数値【30】

 

基準値【正常値】
卵胞期25〜195pg /ml 排卵期66〜411pg /ml 黄体期40〜261pg /ml 閉経期10〜40pg/ml
男性14〜60pg/ml

 

ホルモン補充療法には、経口薬、塗り薬、貼り薬がありますが治療を始めると基準数値からはずれていたE2(エストラジオール17β)」や「FSH(Follicle-StimulatingHormone=卵胞刺激ホルモン)が正常値となります。血液検査の数値が基準値になると体調も良くなったと感じます。更年期に入ると「病気ではないのに体調が悪い」「イライラする」「汗がドバドバ止まらない」ということが増えてきますが更年期はオバサンがなるものでしょう?体調不良を感じながらも大半は放置するようです。もしかして更年期かも?症候群は35歳から45歳。
閉経を50歳で迎えるとしてリアル更年期は、45歳から55歳と結構長い〜〜のです。


更年期、まずは病院(婦人科)へ

ホットフラッシュ・異常発汗・頭痛・性交痛・不眠・うつなど40代なかばから50代にかけて不調が起こりやすい更年期。最近は、ストレス社会のため30代でも若年性更年期障害(プレ更年期)が起こりやすいといわれています。女性の体は、エストロゲン(卵胞ホルモン)のプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響を受けやすく思春期成熟期更年期と大きな変動があります。更年期に入る直前までは女性ホルモンによってからだが守られていますが50代60代70代80代と高齢期や老齢期にむかっては女性ホルモンがガクンと低下し心身にさまざまな不調があらわれます。

 

女性ホルモンでも特に影響が大きいのがエストロゲンの低下です。骨量・脂質代謝(コレステロール)・脳中枢神経(物忘れ・うつ)・肌のツヤ・ハリに大きく作用するため検査にひっかかってしまったり女性としての自信を喪失するような出来事も多々起こります。

 

ヨガやピラティスなど呼吸法を取り入れることで自律神経に働きかけるため症状が緩和しやすいものです。またウォーキング、ストレッチ、スイミングなどの運動で症状が改善することもあります。しかし根本的な解決にはならないことが多いので婦人科に行き女性ホルモンの数値を調べてもらえば、女性ホルモンの低下が原因だと判明することが多く女性ホルモンの低下が原因の更年期は、女性ホルモンの数値を上げると改善することが多いのです。治療法として漢方を取り入れたりにはHRT(ホルモン補充療法)などがあります。内科では漢方薬の処方はされてもHRT(ホルモン補充療法)は治療法が行なえません。女性の不調は婦人科に行くのがベストです。

 

病院に行くほどではないけど「なんとなく不調」という方は、サプリメントを取り入れます。大豆イソフラボン(エクオール)や、ブラックコホシュなど女性ホルモンに影響を与えるサプリ、あるいはアロマテラピーや整体・気功などアプローチーの仕方はいろいろあります

 

 

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