女性が一生のうちで痔になりやすいのは、妊娠出産後と更年期以降

3〜4日ウンチが出ない、出てもコロコロのウサギみたいなのしか出ない。便秘の女性は、たかが便秘と軽く考えがちですが慢性化すると心身を不調につながります。排便は、脳と腸の連携プレイといわれています。大便が腸に届くと脳に刺激が行き自律神経も働き肛門をスムーズに外に押し出そうとします。しかし排便がスムーズに起こらない状態が便秘。原因を特定するのは難しいのですが生活リズムの乱れ・ストレス・自律神経の不調が絡んでいます。一生のうちで女性が便秘から痔になりやすいのは、姙娠中や出産後、会陰切開のあとにうまくいきめなくなり痔になる人。はじめての育児で寝不足から痔になる人は少なくありません。

 

女性ホルモン(エストロゲン)と筋肉量の低下で便秘や痔が増える

痔軟膏

一生のうちで再び「痔」が多発する更年期。便秘から痔になる理由には、女性ホルモン(エストロゲン)が低下することと加齢により筋肉量が低下するためです。切れ痔になると排便のたびに血がドバっと出ます。トイレットペーパーに血がつく恐怖は経験者にはイメージしやすいと思います。えええ〜あがりかけた生理がまた来た?それとも何かの病気とビクッときます。はっきりいって50代で切れ痔になると生理の血なのか?痔の血なのかよくわからなくなるのです。笑。

 

痔の痛み・出血・痒み

 

痔のはれかゆみ

切れ痔になるといきむのが怖くなり排便を我慢するため腸の中でウンチはますますカチカチの岩みたいになります。岩がお尻を出て来る瞬間ブチっと切れたり裂けたりします。便秘が慢性化すると直腸が太く長くなり便秘を感じにくくなります。便が溜まると不快感やイライラが募り心身に悪影響を及ぼします。

 

痔の症状は、痛みがある場合と痛みが無い場合があります。レーバンGやエフレチンKは、患部に塗る軟膏です。

 

  • 出血がある
  • いぼが飛び出している脱出
  • 裂けたり切れたりして痛い裂肛
  • おできがある肛門周囲膿症(こうもんしゅういのうしょう)
  • 肛門膿傷が破けて非常に痛くて痒い痔瘻

便秘症の放置はダメ、痔にならないために『出す』

便秘症

便秘や痔は、汚く恥ずかしいせいかひどい状態になってから肛門科に向かう人も少なくありません。痔なのに2割の女性が受診をためらうのは、場所が場所だけに診られることに抵抗があるからです。診察でどんな姿勢をするの?と想像するだけでも拒絶感があります。婦人科でも恥ずかしいのに肛門科は、待合室で待つのも恥ずかしいのです。肛門科にはできれば行きたくない、ギリギリまで我慢する、自宅で治せるものなら治したいとほとんどの女性が思っているはずです。

 

女性専用肛門外来(完全予約制のレディースディ)も増えてきましたが、痔を予防するためには便秘にならない生活を心がけるしかありません。あなたには、痔の経験がありますか?私は過敏性腸症候群で便秘と下痢を繰り返すうちに切れ痔になったことがあります。紙で拭いたとき血がついていてぎょっとしました。かたい大便をめちゃくちゃいきんだあと、お尻にイボみたいなのができてて座るときも違和感があります。しかし悪化していないものは、生活習慣を変えれば自然に治ります。シャワーで流すのではなく湯船に浸かり温めることです。冷えは血行不良をおこすので厳禁です。

 

女性に多いのは切れ痔といぼ痔

 

痔には、太くて硬い便が肛門を通る時切れる裂肛(きれ痔)と肛門の外側にいぼがあるため大便を出した後腫れがみられるいぼ痔があります。切れたり裂けたりした肛門周辺には膿が溜まるとあな痔になります。女性に多いのは、切れ痔といぼ痔です。

 

裂肛

 

いぼ痔は、中から飛び出してきたのではなく外側が腫れている状態です。肛門のイボみたいな物が出ていると焦って中に押し込み戻そうとしても戻りません。触らずにそっとしておくと腫れは引いていきます。大便を出す時強くいきまないことや便秘にならない生活を心がけるましょう。

 

年齢別、痔の女性患者数

 

<<年齢別、痔の女性患者数>>

痔

 

大便は、腸内に長い時間とどまると水分が吸収されカチカチのうんちになります。カチカチの岩みたいになった大便を無理にいきむとお尻が切れてしまいます。切れるといたい、いきむのが怖くなりますます固くなる便。腸にとっても肛門にとっても良いことはなく悪循環となります。便秘だからウンチを出しにくいのですが、うんちのリズムを癖にするのが大事です。例えば朝起きたら冷たいお水を飲むのを癖にする、便意がなくても食後に排便をする癖をつけます。朝昼晩どの時間でも食後にトイレに行きたくなるリズムを作ってやるので

す。

良いうんち

痔になる年齢の割合は、10代が2%、20代が15%、30代が26%、40代が19%、50代が16%、60代が12%、70だが10%といわれており10代から70代まで幅広い年齢層が悩みを抱えています。便が出ないからといって安易に便秘薬を飲んでも肛門付近で滞った頑固なウンチは、いきんでもいきんでも出てこないものです。慢性化したり悪化すると厄介です。仕事で座りっぱなしの人、立ちっぱなしの人は、特に要注意。

 


排便リズムを整える便通を改善する15の秘訣

水溶性食物繊維

  1. 朝食を食べる
  2. 偏食をしない、野菜を意識して摂る
  3. 食物繊維をとる
  4. 排便の時間と気持ちの余裕をもつ
  5. 便意を我慢しない
  6. 水分補給
  7. 無理やりいきまない
  8. アルコールを摂りすぎない
  9. 入浴するときは湯船につかる
  10. ダイエットで食事の量を減らすときは注意する
  11. 適度な運動
  12. 座りぱなしに注意
  13. 腰回りを冷やさない
  14. ウオッシュレットの噴射を「強」にしない
  15. リラックスする時間の確保

 


便秘解消には水溶性食物繊維が不可欠

水溶性食物繊維

食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。便秘解消したいなら水溶性食物繊維を意識的に摂るようにします。粉末(顆粒)の水溶性食物繊維は、いろいろあるけど美味しくて飲みやすかったのがコレ。

 

水溶性食物繊維

 

 


50代を過ぎたら受けたい便潜血検査

大腸癌

便秘症、血便、下痢、痔を繰り返している人、貧血がひどい人、親や身内が大腸がんの人は、40代から50代にかけて発症しやすい大腸がんのリスクが高いです。最近は、水洗トイレなのでまじまじと排泄物を見る人は、少ないかもしれません。でも大便の状態は、気にかけて置いたほうが良いです。

 

50代を過ぎたら健康で体力に自信がある人でも1年に1度は、便潜血検査をしておきたいものです。大腸がんが見つかった人の多くが、自覚症状として便秘・下痢・血便・痔・貧血をあげています。兆候で思い当たる人は早急に受診しますしょう。

 

子宮頸がんの検査のとき、子宮頸がん検査でまさか陽性が出るとは思っていませんでした。しかしどうしてもっと早く診てもらわなかったのだろう?と後悔したときはあとのまつりでした。子宮頸がんになるかもしれない?絶対にならないとはいえないのに検査を拒否しためらってしまう。つい怠ってしまった、病院に行くのが億劫と思っていた。実際に内視鏡で診てもらうのが怖すぎる。単純PET検査は、保険適用がきく場合1割負担で1万円3割負担で3万円ほど。造影PET検査は、1割負担で1万2000円3割負担で3万6000円ほど。※疾患によっては自己負担金は10万円から12万円ほどかかります。

 

CTで診てもらい本当にガンだったら(と思うと)心配で行く足が遠のく。くさいものに蓋をしてほったらかしにして見て見ぬふりをしました。誰がガンになっても不思議ではないし病院に行く時間が(忙しくて)ない、病院の検査にかかるお金がもったいないと思っていました。実際にガンになったら仕事を休まなければいけない、働けなくなる、膨大な治療費がかかる、早い段階で見つかれば治療費も安くおさまるのに・‥結果的に自分の首をしめることになります。


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恥ずかしい診察台に上がりたくない、忙しくて病院に行けない。デリケートゾーンが猛烈に痒い!アソコに白いオリモノ、カンジダ膣炎、(膣カンジダ症)を悪化させないために抗真菌ミコゾナール配合石鹸でアソコを洗う。抵抗力が落ちるたびに何度も繰り返し再発する女性必見
GSM閉経関連性器尿路症候群
更年期女性の2人に1人は、GSM。女性ホルモン(エストロゲン)が減少すると潤膣液の不足・陰部や膣の乾燥や萎縮で排尿痛や性交痛を起こしやすい。おりもの・におい・頻尿・尿漏れ・夫婦生活にまつわるGSM(閉経関連性器尿路症候群)など相談しにくい悩みの解決方法
オリモノの増加、無症状、性器クラミジア感染症
オリモノの増加、黄色っぽい、痛痒い、無症状で性器クラミジアに感染に気づかないことも多い。クラミジアにかかると粘膜から淋菌・HIVなど他の性感染症(重複感染)のリスクが高まる。感染経路は性行為・オーラルセックス・キス、うつしてる?うつった?誰からどこから
膣トリコモナス症(トリコモナス膣炎)
膣トリコモナス症に感染、強い腐敗臭や魚臭、泡状黄緑色のオリモノが特徴。トリコモナス膣炎にかかると粘膜が炎症を起こしクラミジア・カンジダ・淋菌・梅毒・HIVを重複感染しやすい。閉経後の更年期女性は自浄作用が低下し性感染症(STD)に感染するリスクが高い
HIV AIDS性行為感染症(STD)
梅毒、淋病、クラミジアに感染すると粘液からHIVウィルスの侵入リスクが高まる、不特定多数とセックス、コンドームをつけない、男性間のアナル性交は危険。HIVに感染したらどうなる症状や治療費はいくらかかる?もはやタブーで片付けられない!性の多様化と高齢化
おりものが変化する性感染症
膀胱炎・間質性膀胱炎
40代に多い膀胱炎、50代に多い間質性膀胱炎。膀胱炎より症状が重い間質性膀胱炎。膀胱炎を放置すると腎盂腎炎(じんうじんえん)になるかも。頻尿。失禁。過活動膀胱、排尿時のチクチクした痛み、不快症状を再発させない、繰り返さないための予防方法
尿もれ・尿失禁
恥ずかしい尿もれ、誰にも相談できない尿失禁尿道が短い女性は腹圧がかかると尿を漏らしやすくなる。くしゃみや咳こんだとき、大笑いしたとき、運動時のちょび漏れ」腹圧性尿失禁に有効な骨盤底筋運動やウォーキング、頻尿をコントロールする膀胱トレーニング
下着がおしっこ臭い・アンモニア臭
洋式トイレの仕方、アソコの拭き方間違ってない?前から後ろの新常識。下着がおしっこ臭い・黄ばむ・濡れてしまう・パットやナプキンがアンモニア臭い女性必見。女性ホルモンの分泌が減る更年期女性の外陰部は乾燥しがち、正しく拭かないと細菌が発生する
老廃物や腐敗物が体内に滞る停滞腸
朝食を食べない、冷たい食べ物や飲み物が好き、腹筋が弱い、おへそや腰が冷えやすい人は、停滞腸(ていたいちょう)になりやすい。排便力が弱く便秘や痔になりやすい。停滞腸は放置すると更年期症状が悪化しやすい。老廃物や腐敗物が体内に滞り不調を引き起こす
出そうで出ないウンコ(大便)を掻き出す摘便(てきべん)体験談
ふんばってもいきんでも出そうで出ないカチカチ大便の対処法。肛門まで来ているのにコロコロウンコの塊(便塊)が邪魔をして出したいのに出てこない。肛門に指を突っ込みウンチをほじくり掻き出す摘便(てきべん)は医療行為で素人がやるのは危険。腸に穴があき死亡することも・・。
膝の痛み、変形性膝関節症
更年期で膝がガクガクする、長く歩くと膝が痛くなる変形性膝関節症。毎日3分の運動で1ヶ月後には痛みが消える!自宅で簡単に痛みが解消するストレッチ。肥満の人は減量しないと体重の3倍の負担がかかる。膝痛は運動不足から肥満になりやすい悪循環
O脚・不格好な膝のたるみ
O脚が引き起こす自律神経の失調、お金をかけずに自宅で今すぐO脚改善する方法。!O脚を直したいなら内転筋(内もも)を鍛え立ち方・座り方を意識するだけ。膝の上のたるんだお肉膝の上のポニョ問題解決方法。超簡単な膝ストレッチで痛みもたるみも治る!治せる
足の親指の下が痛い外反母趾
足の親指側が痛み、ズキズキ痛い外反母趾放置するとくの字に骨が変形する。赤く腫れていたら初期症状。50代の更年期女性に外反母趾が増加する理由は骨量と筋肉量の減少するから。原因はハイヒールや靴だけではなく姿勢・歩き方・座り方による骨盤の歪み。
足の小指の下が痛い内反小趾
日本人に多いエジプト型の足は、外反母趾になりやすい。スクエア型の足はウオノメやタコができやすい。足の小指の付け根が赤く腫れて痛い内反小趾の原因は靴だけではない。40代〜50代女性は閉経で女性ホルモンが減少することで骨量と筋力が低下するため痛みが生じやすい
男性ホルモン(テストステロン)低下、男性更年期障害(LOH症候群)
起床時に朝立ちしない、勃起障害(ED)、性欲がわかない、頻尿・尿のキレが悪い・残尿感がある、40代50代の中高年に増加。男性ホルモン(テストステロン)の低下で起こる男性更年期障害(LOH症候群)年のせい?テストステロンの数値と男性ホルモンを下げないコツ
ED・心身の不調は男性ホルモン低下による男性更年期
中高年の6人に1人、ストレス社会で急増。勃起しない、性欲が起こらない、自信喪失、誰にも相談できずに深刻化させやすい。EDの心身の不調は、年齢や疲れのせいではないかも?男性ホルモンが低下が原因かも?男も発症する更年期。重症化させないためのアプローチ
キメが粗く開いた毛穴
更年期の顔汗でパカっと開いた醜い毛穴。ファンデで隠したりごまかしてもヨレるメイク。キメが粗いと老け顔に見える。赤星たみこさんのあわあわ洗顔で準備するもの。洗い方のコツを写真とイラストで解説、毛穴レスでキメの整った素肌を目指したい方必見
慢性疲労・倦怠感
更年期は、老化や劣化ではない!幸年期にするための15のヒント。寝ても疲れがとれない。体がダル重い。不定愁訴が原因?40代50代60代に多い慢性疲労。日常生活に支障をきたすことも・・。疲れを溜め込みやすい性格と行動。内科や心療内科より婦人科を受診する
骨がスカスカ骨粗鬆症
閉経を迎えた女性に急増。女性ホルモンが減るとエストロゲンも減少し50代の10人に一人、60代の3人に一人、70代の2人に一人が骨粗鬆症に。更年期に耳鳴りやメニエールが起こるのはカルシウムが不足するから。カルシウムが足りない女性は老け顔に見える
ほうれい線(ブルドッグ?マリオネット?ゴルゴ)
ブルドッグ顔、マリオネットライン、ゴルゴ線、肌の劣化や老け顔の元凶はほうれい線。顔の筋肉のたるみが原因。表情筋を鍛えてほうれい線を目立たなくさせる。いつまでも若々しくきれいでいたいなら丸顔・卵顔・四角顔・逆三角形顔のあなたが注意すべきたるみやシワ
痛い若作り!たるみが悪目立ち。
イタすぎる若作りおばさんに世間(女性)の反応は冷ややかで厳しい!顔のたるみが悪目立ちするイタイおばさんにならないために50代からでも遅くない、年齢よりも若く見られたい女性のための若々しい素肌をつくる方法
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女性ホルモンが減少すると頭蓋骨の骨密度も減り顔の土台となる皮膚がたるみやシワが目立ち老けてみえてしまう。閉経を迎える40代後半から50代になると顔がシワっぽくなる。乾燥小じわを防ぐには毎日の保水と保湿。あなたの習慣や癖は、老け顔になる原因かも?
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中肉中背からの激太り。ホットフラッシュが始まったタイミングで5キロ増量。どんな洋服を着ても似合わない、体型カバーが難しい、着痩せできないほど太ったカラダ、女性ホルモンの減少でデブになりやすい40代50代。更年期肥満解消!細くスリムに痩せる方法。