50代の10人に一人、60代の3人に一人、70代の2人に一人が骨粗鬆症
40代50代の中高年女性は、閉経を迎える頃に女性ホルモンの分泌が急激に低下します。女性ホルモンが減るとエストロゲンも減少します。閉経が原因となり骨量や骨密度が低下し骨粗鬆症になってしまうのです。自律神経失調症につながります。骨粗鬆症は、骨に「す」が入ったようになり骨そのものが弱く薄く粗くスカスカな状態になります。50代の10人に一人は骨粗鬆症、60代の3人に一人は骨粗鬆症。70代の2人に一人は骨粗鬆症といわれています。
閉経を迎える50代60代は特に気をつけたい骨密度の低下
閉経を迎えた50代60代女性が骨粗鬆症になりやすいのは、女性ホルモンの低下が骨をスカスカにしやすいこと、運動不足、カルシウム不足などが原因です。更年期症状があらわれると運動をするのも苦痛になってくるので運動や食事から更年期を治すというアプローチではなく更年期症状を和らげてから運動や食事を改善していくアプローチをなさってください。将来「寝たきり」になりますよ・・と言わててもピンと来ないと思いますがカルシウムは不足すると老け顔の原因になるんですね。40代50代のうちからカルシウム不足にならないようにサプリメントなどで効率よく摂取されるのが良い方法です。
男性より女性に多い骨粗鬆症。
男女比は、男性1に対して女性4の割合でとくに閉経後の女性が急激に増加しているのはグラフを見れば一目瞭然です。閉経前の骨は「破骨細胞が壊し骨芽細胞を作る」バランスがとれているため丈夫な骨を保つことが出来ます。
しかし閉経を迎えエストロゲンが不足すると「破骨細胞が壊し骨芽細胞が作る」バランスが崩れてしまいます。破骨細胞を壊す働きが上回ってしまうため骨粗鬆症の原因となるのです。ホルモン補充療法を始めると「骨(骨粗鬆症予防になる)にも良い」という言われ方をするのはこのためです。
中高年や高齢者だけでなく過度なダイエットが引き金となり若い子でも発症することがあります。女性は、閉経を機に骨がスカスカになる骨粗鬆症予備軍だという認識が必要です。70代80代になっても若々しい骨を維持できるように予防が不可欠となります。
骨の健康度チェックリスト
あてはまる項目の★印を足してください。
- 牛乳、乳製品をあまりとらない★★
- 小魚、豆腐をあまりとらない★★
- たばこをよく吸う★★
- お酒をよく飲む★
- 天気のいい日でも、外に出ない★★
- 体を動かすことが少ない★★★★
- 若い頃より背が縮んだ★★★★★★
- 背中が丸まり、腰が曲がってきた★★★★★★
- 転倒しただけで骨折した★★★★★★★★★★
- 細身の体格だ★★
- 家族に「骨粗鬆症」と診断された人がいる★★
- 糖尿病や、消化管の手術を受けたことがある★★
- 閉経を迎えた。更年期症状がみられる★★
- 70歳以上だ★★★★
★★点以下・・心配はない
★★★点以上・・骨が弱くならないように気をつけましょう
★★★★★★・・骨が弱くなっています。
★★★★★★★★★★・‥骨が弱くなっているので医師の診断を受けましょう
あなたの結果はどうなりましたか?私は、骨の健康度チェックリストで2.の「小魚、豆腐をあまりとらない★★」7.の「若い頃より背が縮んだ★★★★★★」13.の「閉経を迎えた。更年期症状がみられる★★」で10点になりました。実際に病院で調べてもらったところ病院の検査では、骨密度は年齢より平均を下回っていました。運動はできているけど食生活で大豆や魚・ミネラル(野菜)を摂るように指導されました。食事で補えない分はサプリメントや野菜ジュース・豆乳などで摂取するように意識したら2ヶ月後の検査では、標準値になっていました。
骨密度(骨粗鬆症】の検査は、整形外科や内科・婦人科でも調べてもらえます。DXA(デキサ)またはDEXA。手の甲で調べるMD法、DIP法。CTを用いて骨を撮影して調べるQCT法、pQCT法。超音波を用いて骨密度を測定するQUS法などで調べる方法があります。40代を過ぎたらご自分の骨のコンディションを知るために骨密度検査をするといいかもしれません。
参考:骨粗鬆症財団
更年期の耳鳴りメニエールと骨粗鬆症の深い関係
更年期症状で耳鳴りやめまいが起こる女性は、少なくありません。耳鳴りは、「耳」に問題があるというより三半規管に問題があります。三半規管が平衡感覚を司る器官で3つのチューブのようなカタチをしています。三半規管が弱い人はブランコにのっても電車やバスに乗ってもユラユラするとすぐに気持ちが悪くなります。三半規管が弱いので平衡感覚が保てず乗り物酔いしやすいのです。三半規管は鍛えることで強化されるのでトランポリンで遊ぶ、ブランコで遊ぶ、マット運動や逆立ちなどで慣れさせることも大切です。
耳鳴りもめまいもカルシウム不足が原因だった
更年期の女性が耳鳴りを訴えるのは、女性ホルモン(エストロゲン)の低下により骨のカルシウムが不足することも1つの原因です。耳石は、カルシウムからできており閉経をむかえるころになると骨のカルシウムと同じように耳石のカルシウムももろく崩れやすくなっていきます。三半規管に耳石がポロポロと耳鳴りが起こります。さらに脳が混乱し目眩の症状があらわれてしまうのです。また更年期に入ると体調が悪いからと運動不足になりがち。運動不足は、はがれた耳石が三半規管の中にたまってかたまるとなってしまいます。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防に効く12のこと
女性が男性と比べて骨粗鬆症になりやすい理由は、骨格が小さいこと。筋力が弱いことがあげられます。妊娠や授乳を経てカルシウムが不足しやすいのも影響します。女性でも男性でも20代の頃と比べると骨格や筋肉は50代で半分以下に下がってしまうので「コレはヤバイ」という危機意識をもち運動や食事での働きかけが重要になってきます。
骨が弱くなっても筋肉が衰えてもカラダに不自由があるわけではありません。男性はじわじわと下りの階段を落ちていきます。女性は二段抜かしぐらいで下りの階段を落ちていきます。骨格や筋肉は、鍛えはじめるのに50代でも60代でも70代でも遅すぎることはありません。しかし女性は閉経を機に一気に急降下するので突然膝の歪みが現れたり腰痛が悪化したりして運動どころではなくなるのです。そしてそのまま年を取ったら骨盤も膝も変形するほど歪んでしまったら運動を始めるタイミングを逃してしまいます。
食事や運動で気をつけた12のポイント
- カルシウムを摂る。牛乳・チーズ・小松菜・小魚・豆腐・干しエビ
- 牛乳・チーズ・小魚‥魚などを摂る
- 大豆製品を摂る
- ビタミンD不足に気をつける。日光浴、干し椎茸・きくらげ・鮭などを摂る
- 定期的な運動(ウォーキングやふくらはぎやアキレス腱のストレッチ+筋肉に負荷をかける運動も効果的)
- ビタミンK(納豆・ほうれん草・キャベツ)を摂る
- リン(添加物の多いインスタント食品・スナック菓子・清涼飲料水)の過剰摂取に気をつける
- 食塩の過剰摂取に気をつける(外食も要注意)
- 極端な食事制限やダイエットで栄養が偏らないように気をつける
- 過度の飲酒
- コーヒー・コーラの飲み過ぎに気をつける(コーヒーは、1日2〜3杯)
- ミネラル(緑黄色)野菜を摂る
カルシウムは、サプリメントで摂ると効率的
カルシウムが足りていないと老けて見える
カルシウムは、骨だけでなく皮膚を再生させ修復する力があります。見た目年齢が若い女性と老けてみえる女性を調査したところ骨密度の数値に比例して骨がしっかり丈夫な人ほど「見た目が若々しく」骨密度が低い人ほど年齢より老けてみえたそうです。つまりカルシウムの量が十分な女性は、老化のスピードを遅くすることができアンチエイジングにつながるということなのです。
骨密度が高いと若々しく見える。
先日60代の女性が「骨密度をはかったら40代の平均だった」とよろこんで話していましたが・・見た目にも若々しく肌のハリもツルンツルンのピッカピカでした。見た目年齢が若い人は骨密度が高いって本当なんだなと思いました。反対に骨密度が低い女性は、肌や皮膚の細胞レベルで再生する力が弱いので年齢より老けて見えてしまうのです。
老け顔に見えないためにもしっかり補給したいカルシウム
カルシウム不足=寝たきり!遠い将来の問題よりもカルシウム不足=老け顔!!今の方が大問題!でもカルシウムは体内で吸収されにくい栄養素なので食事からだけ摂取するのは難しいのでサプリメント(健康補助食品)などを活用することで効率よく吸収率を高めることが出来ます。
ヨーグルト風味でポロポロ食べられる→健康家族の食べる葉酸・カルシウム
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- GSM閉経関連性器尿路症候群
- 更年期女性の2人に1人は、GSM。女性ホルモン(エストロゲン)が減少すると潤膣液の不足・陰部や膣の乾燥や萎縮で排尿痛や性交痛を起こしやすい。おりもの・におい・頻尿・尿漏れ・夫婦生活にまつわるGSM(閉経関連性器尿路症候群)など相談しにくい悩みの解決方法
- オリモノの増加、無症状、性器クラミジア感染症
- オリモノの増加、黄色っぽい、痛痒い、無症状で性器クラミジアに感染に気づかないことも多い。クラミジアにかかると粘膜から淋菌・HIVなど他の性感染症(重複感染)のリスクが高まる。感染経路は性行為・オーラルセックス・キス、うつしてる?うつった?誰からどこから
- 膣トリコモナス症(トリコモナス膣炎)
- 膣トリコモナス症に感染、強い腐敗臭や魚臭、泡状黄緑色のオリモノが特徴。トリコモナス膣炎にかかると粘膜が炎症を起こしクラミジア・カンジダ・淋菌・梅毒・HIVを重複感染しやすい。閉経後の更年期女性は自浄作用が低下し性感染症(STD)に感染するリスクが高い
- HIV AIDS性行為感染症(STD)
- 梅毒、淋病、クラミジアに感染すると粘液からHIVウィルスの侵入リスクが高まる、不特定多数とセックス、コンドームをつけない、男性間のアナル性交は危険。HIVに感染したらどうなる症状や治療費はいくらかかる?もはやタブーで片付けられない!性の多様化と高齢化
- おりものが変化する性感染症
- 膀胱炎・間質性膀胱炎
- 40代に多い膀胱炎、50代に多い間質性膀胱炎。膀胱炎より症状が重い間質性膀胱炎。膀胱炎を放置すると腎盂腎炎(じんうじんえん)になるかも。頻尿。失禁。過活動膀胱、排尿時のチクチクした痛み、不快症状を再発させない、繰り返さないための予防方法
- 尿もれ・尿失禁
- 恥ずかしい尿もれ、誰にも相談できない尿失禁尿道が短い女性は腹圧がかかると尿を漏らしやすくなる。くしゃみや咳こんだとき、大笑いしたとき、運動時のちょび漏れ」腹圧性尿失禁に有効な骨盤底筋運動やウォーキング、頻尿をコントロールする膀胱トレーニング
- 下着がおしっこ臭い・アンモニア臭
- 洋式トイレの仕方、アソコの拭き方間違ってない?前から後ろの新常識。下着がおしっこ臭い・黄ばむ・濡れてしまう・パットやナプキンがアンモニア臭い女性必見。女性ホルモンの分泌が減る更年期女性の外陰部は乾燥しがち、正しく拭かないと細菌が発生する
- 老廃物や腐敗物が体内に滞る停滞腸
- 朝食を食べない、冷たい食べ物や飲み物が好き、腹筋が弱い、おへそや腰が冷えやすい人は、停滞腸(ていたいちょう)になりやすい。排便力が弱く便秘や痔になりやすい。停滞腸は放置すると更年期症状が悪化しやすい。老廃物や腐敗物が体内に滞り不調を引き起こす
- 便秘から起こる痔(いぼ痔・切れ痔)
- 女性が一生で痔になりやすい妊娠出産後と更年期。閉経を迎える50代は女性ホルモン(エストロゲン)が減少しエストロゲンが減る。筋肉量が低下し便秘になりやすくいぼ痔や切れ痔になる女性が増える。痔を予防するために、うんちを溜め込まず出す、水溶性食物繊維が不可欠
- 出そうで出ないウンコ(大便)を掻き出す摘便(てきべん)体験談
- ふんばってもいきんでも出そうで出ないカチカチ大便の対処法。肛門まで来ているのにコロコロウンコの塊(便塊)が邪魔をして出したいのに出てこない。肛門に指を突っ込みウンチをほじくり掻き出す摘便(てきべん)は医療行為で素人がやるのは危険。腸に穴があき死亡することも・・。
- 膝の痛み、変形性膝関節症
- 更年期で膝がガクガクする、長く歩くと膝が痛くなる変形性膝関節症。毎日3分の運動で1ヶ月後には痛みが消える!自宅で簡単に痛みが解消するストレッチ。肥満の人は減量しないと体重の3倍の負担がかかる。膝痛は運動不足から肥満になりやすい悪循環
- O脚・不格好な膝のたるみ
- O脚が引き起こす自律神経の失調、お金をかけずに自宅で今すぐO脚改善する方法。!O脚を直したいなら内転筋(内もも)を鍛え立ち方・座り方を意識するだけ。膝の上のたるんだお肉膝の上のポニョ問題解決方法。超簡単な膝ストレッチで痛みもたるみも治る!治せる
- 足の親指の下が痛い外反母趾
- 足の親指側が痛み、ズキズキ痛い外反母趾放置するとくの字に骨が変形する。赤く腫れていたら初期症状。50代の更年期女性に外反母趾が増加する理由は骨量と筋肉量の減少するから。原因はハイヒールや靴だけではなく姿勢・歩き方・座り方による骨盤の歪み。
- 足の小指の下が痛い内反小趾
- 日本人に多いエジプト型の足は、外反母趾になりやすい。スクエア型の足はウオノメやタコができやすい。足の小指の付け根が赤く腫れて痛い内反小趾の原因は靴だけではない。40代〜50代女性は閉経で女性ホルモンが減少することで骨量と筋力が低下するため痛みが生じやすい
- 男性ホルモン(テストステロン)低下、男性更年期障害(LOH症候群)
- 起床時に朝立ちしない、勃起障害(ED)、性欲がわかない、頻尿・尿のキレが悪い・残尿感がある、40代50代の中高年に増加。男性ホルモン(テストステロン)の低下で起こる男性更年期障害(LOH症候群)年のせい?テストステロンの数値と男性ホルモンを下げないコツ
- ED・心身の不調は男性ホルモン低下による男性更年期
- 中高年の6人に1人、ストレス社会で急増。勃起しない、性欲が起こらない、自信喪失、誰にも相談できずに深刻化させやすい。EDの心身の不調は、年齢や疲れのせいではないかも?男性ホルモンが低下が原因かも?男も発症する更年期。重症化させないためのアプローチ
- キメが粗く開いた毛穴
- 更年期の顔汗でパカっと開いた醜い毛穴。ファンデで隠したりごまかしてもヨレるメイク。キメが粗いと老け顔に見える。赤星たみこさんのあわあわ洗顔で準備するもの。洗い方のコツを写真とイラストで解説、毛穴レスでキメの整った素肌を目指したい方必見
- 慢性疲労・倦怠感
- 更年期は、老化や劣化ではない!幸年期にするための15のヒント。寝ても疲れがとれない。体がダル重い。不定愁訴が原因?40代50代60代に多い慢性疲労。日常生活に支障をきたすことも・・。疲れを溜め込みやすい性格と行動。内科や心療内科より婦人科を受診する
- ほうれい線(ブルドッグ?マリオネット?ゴルゴ)
- ブルドッグ顔、マリオネットライン、ゴルゴ線、肌の劣化や老け顔の元凶はほうれい線。顔の筋肉のたるみが原因。表情筋を鍛えてほうれい線を目立たなくさせる。いつまでも若々しくきれいでいたいなら丸顔・卵顔・四角顔・逆三角形顔のあなたが注意すべきたるみやシワ
- 痛い若作り!たるみが悪目立ち。
- イタすぎる若作りおばさんに世間(女性)の反応は冷ややかで厳しい!顔のたるみが悪目立ちするイタイおばさんにならないために50代からでも遅くない、年齢よりも若く見られたい女性のための若々しい素肌をつくる方法
- 老け顔の原因、乾燥小じわ
- 女性ホルモンが減少すると頭蓋骨の骨密度も減り顔の土台となる皮膚がたるみやシワが目立ち老けてみえてしまう。閉経を迎える40代後半から50代になると顔がシワっぽくなる。乾燥小じわを防ぐには毎日の保水と保湿。あなたの習慣や癖は、老け顔になる原因かも?
- 皮下脂肪も内臓脂肪もつきやすい更年期肥満
- 中肉中背からの激太り。ホットフラッシュが始まったタイミングで5キロ増量。どんな洋服を着ても似合わない、体型カバーが難しい、着痩せできないほど太ったカラダ、女性ホルモンの減少でデブになりやすい40代50代。更年期肥満解消!細くスリムに痩せる方法。