エクオールを作れるのは、女性の2人に1人だけ
皮膚のハリや目尻のシワにも影響があるといわれている女性ホルモン。ホットフラッシュもほてりも顔汗も更年期の症状は、女性ホルモンが減少するため発症します。更年期世代になると大豆製品を積極的に摂ったり豆乳を飲み始める女性がいますが・・もしかしてその努力は無駄な努力かもしれません。
日本人女性の43%〜44%は体内でエクオールがつくれる体質です。およそ2人に1人はつくれるということ。反対に56〜57%の人は、エクオールをつくれません。2人に1人はエクオールをつくれない体質なのです。半数は、大豆を食べても無駄におわってしまうのです。しかし、このデータは、現在の更年期世代のもので20代30代を調べてみると欧米並みの30%の人しかエクオールが体内でつくれない体質なのです。
エクオールの生まれ方
エクオールは、大豆に含まれる大豆イソフラボンがお腹の中の腸内細菌と出会ってエクオールになります。だからエクオールがつくれるt体質の人は、納豆や味噌汁豆腐を摂れば摂っただけの効果がえられるのに対しもともとエクオールがつくれない体質の人は大豆製品をたくさん摂っても無駄になってしまうのです。
エクオールが作れる体質か作れない体質か調べる方法
日本人は、大豆製品を食べるから更年期症状が軽い?
昔から日本人は、小豆・枝豆・黒豆・納豆・豆腐・味噌・きなこなど大豆食品をよく摂っていました。ミラクルフードろいえる豆を作ったおかずが食卓にのぼる機会も多く味噌汁・煮豆や湯葉・油揚げ・がんもどき・高野豆腐・生揚げのおかずも一般的でした。「日本人は、大豆製品を食べるから更年期症状が軽い」といわれてお利骨粗鬆症の発症も少なかったのです。
大豆食品には、大豆イソフラボンが含まれておりこれらはエストロゲンである女性ホルモンと同じような働きをします。
しかし近年は、日本人は大豆食品をたくさん摂っているから更年期が軽いというのは過去の話になっています。なぜなら日常的に大豆食品を摂取する日本食ではなくなってきたからです。食の欧米化といいますがダイエット志向で炭水化物であるご飯を撮る量が減りごはんに合う納豆も味噌汁も食べる機会が減っています。日本食の良さは日本人より海外の人に知られておりスタイル維持をはかったり更年期を和らげるなら日本のミラクルフード大豆を摂るべきといわれているのです。
更年期症状、顔面紅潮や発汗(ホットフラッシュ)に効果があるエクオール
エクオールは、更年期症状の顔面紅潮や発汗(ホットフラッシュ)に効果があるとされています。70年前の寿命は50歳でした。90歳近くが日本の平均寿命、50歳が閉経の平均年齢。女性にとって閉経後の更年期をどう切り抜けるかは重要な問題です。
大豆食品を摂っていた日本の食生活は欧米化により大豆イソフラボンの摂取量は、昔とくらべて減少しています。同じ日本人でも50代の更年期世代より娘たちの世代(20代〜)のほうがエクオールが作られる人が少ないといわれています。海外では夜間発汗が一般的な更年期の症状といわれています。日本人女性は、ホットフラッシュ(発汗)に加えて肩こりや腰痛膝痛関節痛などの痛みを訴える人が多いそうです。
更年期医療では、十分なエビデンスが報告されていないとして大豆イソフラボンの有効性は、証明されていませんが大塚製薬開発したエクオールを配合したサプリメントを毎日12週間摂取することで、首や肩のこりは20%軽減。ホットフラッシュは40%減少したというデータも報告されており症状の改善が認められています。
最近では「10mg / dの天然S-エクオールが有効用量である」と結論づけられているため治療の現場でも用いられる機会が増えています。漢方薬で改善が見られない場合、大塚製薬のサプリを選ぶことで症状を緩和が期待できます。
また閉経前後は不調にとらわれがちですがサプリや漢方薬など治療に頼るだけでなく生活習慣の改善をはかることも大切。人生90年、閉経は折り返し地点を過ぎたに過ぎません。食事、運動などを見直すチャンスともいえます。
サプリメントや漢方薬は、効く効かないといった効果だけでなく薬を飲んでいるから安心、精神的に大丈夫というプラセボ効果もあります。エクオールに関してはプラセボ効果も合わせて調査されているので安心です。
40代になってから疲れがとれにくい、よく眠れないと感じることが増えてきました。肩こりや腰痛・膝の痛みも出てきます。天気が悪いと頭痛がひどくなるし疲れが溜まると耳鳴りがはじまってしまいます。同年代の女性と「最近立ち上がる時よっこらっしょ!って言わないと立ち上がれなくなってきたよね」と笑って話していたのですが二人共顔汗ダラダラ。ハンカチで顔の汗を拭きながらお互い更年期だよね・・とはいえないものです。旦那や子供にイライラが止まらないといった悩みは女どうしで共有しあえるのに顔のほてりや顔汗のことは、はずかしく共有しにくい悩みです。
40代〜50代 月経異常(過多月経・稀発月経・頻発月経・周期が不規則)
45歳から55歳 顔のほてり・ホットフラッシュ・のぼせ・異常発汗
更年期症状
更年期症状女性ホルモンと似た働きをするエクオールは、女性の不調を和らげる働きがあります。首や肩のこりホットフラッシュなどの症状は、エクオールを12週間摂ることで首や肩のこりは20%軽減。ホットフラッシュの回数は40%減少したというデーターがあります。グラフに出て来る偽薬プラセボ(偽成分)は、有効成分を持たない薬です。被験者は、偽物とも本物とも知らずに検査を行っています。薬だよ。効果があると信じ込ませ思い込ませることで改善や効果があらわれることもあるため偽薬効果(ぎやくこうか)、プラシーボ効果(placebo effect)、プラセボ効果とよばれています。一方はプラセボ(偽成分)一方は、エクオールをそれぞれ12週間とりつづけた結果はグラフのようになりました。
エクオール★★★★記事一覧
エクオールをつくれる人もいれば、つくれない人もいます。日本人女性の2人に1人は、エクオールがつくれる人。でも食生活の変化から作れない人が増えており特に若い人は、作れない人が多いようです。我が家では、20代後半の娘も一緒に調べました。娘は美容やダイエットに関心があるため豆乳を飲むし大豆製品も積極的とっているほうでした。だから自信を持っていたようですがふたをあけてみるとレベル1。私は、若い頃から豆腐も...
更年期の症状が出はじめたのは、30代のときでした。メニエールやめまい、耳鳴りと一気に来ました。だけどまさか30代で更年期なんて想像もしていなかった私。汗をかくのも気にしていなかった・・気にならなかったのです。40代半ばになり・・ようやく「ヤバイ私って更年期だったんだ!」と合点がいきました。不快な症状は、女性ホルモンであるエストロゲンが急激に減少する40代50代にかけてあらわれます。そのときチカラを...