頭に血がのぼるから怒りっぽくなるのか怒るから頭に血がのぼるのか
長期的なストレスにさらされると頑張ろうと思ってもやる気がでない、やらなければと思っても体が重くてできない状況に陥ります。そして焦れば焦るほど呼吸が乱れます。呼吸が乱れると心身の不調があらわれます。神経の伝達物質セロトニンは、呼吸を一定のリズムの繰り返すと分泌が増えるといます。
あなたも何かに猛烈に腹が立ったりカッ〜っとすることありませんか?頭に来た!ときは、怒りの対象なる人物がいるはずです。そこで怒鳴ったりするのではなくまず怒りの対象者から離れることでブレーキがかけられるそうです。逃げるが勝ち、その場にいると怒りが増幅します。現代社会はストレス社会。働き方改革とはいってもサービス残業に長時間労働、休日出勤、上司のセクハラ、無能な部下、女性の足を引っ張っぱる女性自身。あなたのストレスの原因となる人を排除できるわけではありません。我慢も毒。更年期症状は、女性ホルモンの低下が原因ですが症状のあらわれかたや状態には個人差があります。ホットフラッシュ(のぼせ)が強く出る人不眠や憂鬱がつよく出る人。イライラが現れやすくなる人、集中力が続かすミスを連発したり日常生活に支障をきたす人もいます。気候や性格・環境によってあらわれかたは様々です。
息を吸うと交感神経、吐くと副交感神経が優位にはたらく
頭に血がのぼりやすくなるから怒りっぽくなるのか怒りっぽいから頭に血がのぼってカッカとするのかわかりませんが自分で怒りの感情がコントロールできないなと感じたら更年期だから仕方ないとあきらめるのではなく早めに対処しなければいけません。自律神経のバランスが悪くなると血液循環・交感神経、副交感神経にのバランスを崩します。息を吸う時は交感神経吐くときは副交感神経が優位にはたらくので吸うことよりも吐くことに意識を向けると良いと言われています。
ストレスが溜まるとリラックスできず呼吸が浅くなる
職場の人間関係、家族関係や夫婦問題、金銭問題、介護に老後と50代60代の女性は、ストレスが溜まりやすい世代です。ストレスを感じていると緊張状態で筋肉がかたくなり呼吸が浅くなります。呼吸が浅いと心身の不調が起こりやすくなります。うつむき加減で姿勢も崩れています。背中は丸くなり猫背になります。猫背になるとインナーマッスルが衰え始めます。背中が丸くなると肩こりや首のこりがでてきます。腰が痛くなり腰をかばうと今度は膝が痛くなります。
姿勢が崩れているとお腹にも腰にも背中にも脂肪が溜まります。更年期の女性が肥満に悩むようになるのは、50代から60代にかけて。30代40代のときは、おばさん体型にならないように気をつけていたはずなのに油断をしたらワンサイズも2サイズも増量。
お腹に贅肉がつくと背骨が歪むので腰に負担がかかるようになります。子供を出産したことがある女性は、骨盤が広がるためO脚になりがち。骨盤が広がっていると内蔵は下に下に下り皮下脂肪がつくので50代60代女性の下腹部はぽっこりしているのです。もちろん姿勢が美しい美魔女のような人も中にはいますが私の周りの50代60代は、下半身がどっしりしています。
更年期世代の負の連鎖を食い止める方法
更年期になると基礎代謝が落ちるので食事制限や運動をしてもなかなか体重は落ちません。肥満体型は足にも腰にも膝にも影響を与えます。痛いから運動したくない、運動しないから太るという負の連鎖に陥ります。脂肪は、細胞内のミトコンドリアで燃焼されます。呼吸をちゃんとしていないと酸素が足りません。
酸素が足りないから運動をしても脂肪が燃焼できません。普段呼吸は、無意識で行うものですがストレスを感じると呼吸が浅くなり速くなります。呼吸が浅いと姿勢が崩れ姿勢が悪いと体型が崩れるだけで無く血行不良で肌も劣化しやすくなります。すべてがつながる負の連鎖を断ち切りたいと思いませんか?
深呼吸で血液循環・血行不良が改善させる
更年期症状は、日によって頭痛がひどい日、顔汗がダラダラ流れる日、背中にびっちょり汗が出る日、頭や首がカッカと熱い日、ホットフラッシュ、のぼせ、冷え、イライラなど毎日症状が変わります。女性が同じように閉経を迎えて女性ホルモンが減少し更年期に入るのに症状は、人によっても日によっても天候によってもさまざまで重い方から軽い方までいるのも不思議な話です。
環境やストレスが症状に影響を及ぼす中で呼吸が浅くなると血行不良や血液循環も悪くなります。更年期症状の緩和のために深い呼吸を意識するのも大事かもしれません。
スマホ首は顔のたるみや二重あごの原因になる
パソコン、スマホiPhoneが普及している現代、ラインの既読無視はNG。スタンプでも何でも返さないと。中高生や若い世代のようにラインやメール中心というより自分たちの世代は、長くなりそうなときは電話や直接コミュニケーションをはかれる世代です。でもパソコン、スマホやiPhoneが普及したことで何か調べるときは、辞書ではなくデジタルが頼りです。
パソコンは起動に時間がかかるけどスマホは、数秒で検索可能なのでついついスマホやiPhoneに向かう時間が長くなります。でも頭を前にした姿勢はスマホ首と呼ばれており自律神経に影響を及ぼし顔のたるみや二重あごの原因にもあるそうです。
朝昼晩と1日3回の腹式呼吸
更年期がひどいとき私は、子どもに「お母さん息荒くない?」と指摘されました。自分では意識していなかったのですがある人にイラだつことをいわれ(キモチを抑えるために?)怒ってはいけないと思いながら「スースー」していたようです。笑。ちなみに怒っている時の息は猛毒。我慢したりストレスを溜めこむと毒がカラダ中をめぐり病気になるのも分かる気がします。
怒りの感情が心身に影響を与える前に姿勢を整え横隔膜を使った腹式呼吸を行います。スマホやiPhoneが浸透している現代人は、更年期症状が悪化しやすい環境といえます。腹式呼吸は丹田呼吸法ともいいカラダの中の息をストローの口から全部はききることに意識をむける呼吸法です。全部はききると今度は自然に息を吸い込むことができ不定愁訴の改善につながります。
呼吸方法で更年期症状を改善させる関連ページ
- エストラーナテープ0.72mg(HRT)★★
- 更年期
- HRTに使われる薬★★
- 更年期
- 運動療法★★
- 更年期
- 心理療法(セルフケア)★★
- 更年期
- 食事療法★★
- 更年期
- いたわる★★
- 更年期
- HRTホルモン補充療法★★
- 更年期