手足が冷たいのに顔や頭は暑い「冷えのぼせ」

下半身や手足が冷えてるのに、頭や顔だけがのぼせる経験は、ありませんか?更年期の女性に多い「冷え」や「のぼせ」の原因は女性ホルモンの低下。閉経前後の40代50代の女性が症状を訴えます。同じ冷え性でも手指の先だけが冷える末端冷え性は有酸素運動で対処できます。「冷えのぼせ」の直接の原因は「冷え症の悪化」10代20代30代40代50代60代と幅広い年代にみられます。

 

調査によると3人に1人の女性(63%)に冷えのぼせの症状がみられます。生活に支障がなくがまんできる(それほど気にならない)人がいる一方で「かなり辛い。生活に支障がある」と訴える人も少なくありません。

健康と思いこんでいるから自分の「冷え」に気づきにくい

冷えのぼせ

更年期症状の症状に「ホットフラッシュ(のぼせ)」や「冷え症」があります。「冷えのぼせ」は、寒いのか、冷えてるのか?暑いのか、冷えてるのか?という話になってしまいますが、冷えのぼせは「冷え」からくるもの。更年期ののぼせは、更年期からくるものなのでまったく別物なのです。

 

私を含めて冷えのぼせの女性は、血行不良で不健康なのに冷え症の自覚がまったくありません。だから冷え取りもしないし温活もしていません。こういう女性は更年期に入ると自律神経のバランスが一気に崩れイライラ・肌荒れ・便秘など更年期の不定愁訴のデパートみたいになり不快症状に悩まされます。

 


冷えのぼせ(隠れ冷え症)になりやすい人の特徴

体の冷えは万病のもとです。女性に多いのは無理なダイエットによる手足末端型。デスクワークの多い人や中高年に多いのが下半身型。お腹だけが異常に冷たい内蔵型。ストレスや不規則な生活で体全体が冷えている全身型です。冷えのぼせになりやすい人は、自分が冷えている自覚がありません。隠れ冷え症のため本人が気づかぬまま不調があらわれます。真冬だと気温が下がるのでレギンスにデニムとか極暖を重ねてフリース、さらにカイロを体中にベタベタはったりするのですが外側から温めても治らないどことか体の水分がどんどん蒸発していきます。下のチェック項目あてはまる数が多いほど隠れ冷え症の可能性が高いです。
冷えのぼせ(隠れ冷え症)

  1. 自分は健康だ冷え性ではない(と思いこんでいる)
  2. 痩せにくく太りやすい
  3. ストレスを溜め込みやすい
  4. 悩みを溜め込みやすいイライラしやすい
  5. 夜更かしすることが多い
  6. 寝付きが悪い。寝起きが悪い。よく眠れていない
  7. 1日中、立ちっぱなしor座りっぱなしの仕事
  8. 手足が冷たいのに顔だけはポッポと熱くなりやすい
  9. 手足が冷たいのに(本人には冷えの自覚がない)
  10. お腹を触るとひんやり冷たい
  11. 頭痛や生理痛がひどい
  12. 温かい部屋に入ると発汗調整がうまくいかず汗がふきでる
  13. 運動をすると汗のニオイがくさい
  14. 冷たい飲み物を良く飲む(水・ジュース・牛乳)
  15. 上半身だけ暑くなり首や頭から汗がドッとふきでることがある
  16. 寒がりで暑がり、暑がりなのに寒がり。
  17. いつも体がだる重い
  18. 排便が不規則
  19. ダイエットをしている(が全然痩せない)
  20. 掌や足の裏にも汗をかく

 

 

若いころから冷え症の自覚はないから冷えとりや温活は意識したこともなかったです。自分では健康体と思っていました。「ひえのぼせ」 ドンピシャで当てはまります。更年期に入り症状のイライラやホットフラッシュ(のぼせ)が強くあらわれたのも体を温めることを怠っていたからかも?冷えのぼせの直接の原因は、「冷え」自分の心と体のために50代からでも遅くない!温活しなきゃです。


更年期の発汗で髪・肌・体の水分が蒸発する

ふくらはぎ

冷えのぼせは、男性にもみられますがどちらかといったら筋肉量の少ない女性に多くみられます。自分では体が冷えている自覚が無いため温活をしていません。

 

ブランケットやカイロなど外側からのただ温めれば良いというものではありません。適度な運動で巡りを改善していきます。睡眠リズムを整えることも大切。食事は、糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素をしっかりとります。血液循環を促すビタミンEや鉄が不足しないように気をつけます。入浴などからだの内側から温めるアプローチが必要となります。

 

自律神経が乱れると更年期症状も悪化する

更年期症状

冷えている自覚がないまま40代50代で閉経を迎える頃、更年期による発汗でさらに体が冷え自律神経が乱れ冷えのぼせの症状が悪化します。更年期障害も悪化し負のスパイラルに陥ります。

 

若い頃と比べて体の中の水分が抜けている(蒸発している)と感じませんか?髪も肌も会陰も膣もどんどん乾いて干からびていきます。加齢による乾燥や萎縮は、抗えないもので老齢期にむかって枯れ木のようになっていきますが同じ50代でも発汗が強い人ほどみずみずしさが損なわれています。

 

生まれたばかりの赤ちゃんの肌はみずみずしくて弾力があります。50代の肌や皮膚は干ばつや砂漠のよう。細胞レベルで水分量が減っているのです。

 

汗と乾燥

 

  1. 肌が乾燥している
  2. ドライアイになってきた
  3. 口が乾き口臭が気になる
  4. 唇が乾いてカサカサ
  5. ひび割れやあかぎれがひどい
  6. 髪がパサツイている
  7. 膣が乾き性交痛がある
  8. かかとがガサガサしている
  9. セックスレス
  10. お通じがスッキリしない
  11. 太ってきた
  12. トイレがやたら近い。

赤ちゃんの肌と50代の肌は、違ってあたりまえです。年齢不詳の美魔女はエステやマッサージにお金をかけられます。プラセンタ注射やボトックスなどレーザーなど「お手入れは変わったことは何もしていません」って人もいるし某愛知県出身の美魔女は、カッサ・美顔器・スチーマー・超音波リフトアップ・イオンをブログでやたらすすめています。からくりを話すと愛知県の某メーカーからカッサ・美顔器・スチーマー・超音波リフトアップ・イオンを無料でもらっていることと売れたら売れただけ収入が入るからなんですよ。どうしてこんなことを知ってるかというと私もいただいているからです。(爆)ついでに言ったらご一緒したおじさんも美顔器もらっていました。w私は、美魔女ではないのでそんなにお金は入らないけど裏はいろいろあるのです。

 

ちなみに美魔女1日にお手入れにかける時間は5時間でかけるお金は1ヶ月に7万円だそうです!普通の一般女性は、そんなにお金をかけられないし時間もそんなにかけられません。私なんてお正月に買った美容液(1400円)3ヶ月間使っていますからねw

 

乾いた女は老けて見える

 

ところで何の話かというと美魔女ではない普通の50代の顔や目の大きさは別として若くみえる人と老けて見える人がいます。違いは、肌の水分バランスなのです。水もしたたるイイオトコとかイイオンナといいますが人にとって体の乾きは見た目にも影響します。だから暑がりなのに寒がりの人、更年期で汗が出すぎてグレーのTシャツが着れないとかファンデがむちゃくちゃ崩れてしまう人は、年齢よりもすごく疲れているしすごく老けて見えるはずです。

 


健康だけど・・平熱35度度台の低体温

すぐに顔が真っ赤になってしまう赤ら顔の人で「冷えのぼせ」の方って多いみたいです。周りから「薄着だけど大丈夫?」と言われても自分では健康!寒くないと思っていますが、実は冷えています。永遠のダイエッターで体が冷えて基礎代謝が落ちているにもかかわらずのんきに「最近痩せないわ」な度と思っています。気候に関係なく薄着にしていて周りから心配される人は体温調整がうまくいっていない証拠。緊張しやすくすぐに人前で赤面する人。異性と話しているとカッカと首が熱くなる人も、暑がりなんだけど冷えやすい人、冷えに気づいていないことが大問題なんですね。

 

冷えは万病のもとといいますが、自分ではいって健康だと信じこんでいます。だから温活の知識もないし体を温めることに無頓着。どうですか?あなた当たっていませんか?室内や職場でエアコン暖房だと上半身は温かいのに下半身だけどんどん冷えます。

 

ところであなた平熱は何度ぐらい??

 

平熱が低い低体温

 

 

そういえば私、平熱が35度と普通より低めです。一般的に低体温だと免疫力が低下しやすく風邪を引きやすい、といわれています。また基礎代謝が低いので太りやすいそうです。風邪はひかないので免疫力が低いとはいえないのかもしれないけど体重は落ちにくいです。息子は、平熱36.9でガリガリの痩せ体型。(ちなみに日本人の平均体温は36.89度だそうです。)私は、平熱35度台。今日の体温は35度2分でした。


 

低体温

ユニクロの極暖シャツを着ても超極暖レギンス履いても寒くて眠れなかったのは、冷えのせいだったのかもしれません。低体温と免疫力低下の因果関係は明らかになっていないし短命とは言い切れないけど低体温でも34度は、遭難レベルで生命の維持が難しいんだそうです。気をつけなければ!っていうか体温上げなければ!健康体だと思っていたから平熱を計測することなんてなかったけど本格的に温活しないとヤバイまずいレベルだと思いました。

 

低体温や冷えは、カラダにとってやっぱり良くない

 

これからは半身浴や湯船につかる入浴をする、お風シャワーしかあびていなかったのでおふろをためるようにします。お風呂に入らない日でも足湯だけでも続けなければ。体の中から末端部分の血流を促すウォーキングなどの有酸素運動、それからスクワットなどの筋トレで筋肉量を増やしていかねば。冬は、こたつでうたた寝しがち。冷えやすく乾燥しやすいので気をつけねば。あとはテレビを見ながら運転しながらでもできる自分でできるセルフツボ押しもしよう。それでカラダを温める食材を食べれば完璧。笑。

 


冷えのぼせに薬膳料理、生姜や高麗人参は温活の王様

日本には医食同源ということばがあります。中国の「食薬同源」「食医同源」という言葉から作られたことばでバランスの良い食事を摂ることで未病を防ぐというもの。体を温める食材と体の熱を冷ます食材とそのどちらでもない食材があります。一般的に温暖な気候の野菜や果物は、体の熱を下げやすく。寒冷地の野菜や果物は体を温めやすいです。また収穫時期によって夏に旬を迎えるものは体の熱を下げやすく冬に旬を迎える野菜は、体を温めるものが多いです。栄養バランスと旬を考えた食生活が冷えの改善につながります。

 

一般的に体を温める代表的な食材といえば「生姜」「高麗人参」や「ナツメ(たいそう)」「八角」「黒砂糖」「水あめ」などです。かぼちゃ、くりパンプキンシード(かぼちゃのたね)、フェンネルシード(ウイキョウのたね)、くるみ、クコの実、松の実、ライチ、ウコン、サンザシ、ほおずき(ゴールデンベリー)紅花。穀物では、とうもろこし、もち米、ふ、ライ麦。野菜では、玉ねぎ、人参、チンゲンサイ、にら、しょうが、にんにく、ねぎ、かぶ、かぼちゃ、大根、高菜、みょうが、しその葉、しその実、よもぎ、わさび、れんこん、ごぼう。香辛料では、唐辛子、山椒、ヒハツ(白胡椒・黒胡椒)、にら、ナツメグ、シナモン、チンピ(みかんの皮をほしたもの)クローブ。調味料では、みりん、からし、みそなどがあげられます。

五味 効果効能 代表的な食材
酸味 多汗、寝汗、下痢、頻尿、早漏に効果。 梅、ザクロ、レモン、トマト、山査子(サンザシ)梨、リンゴ、ブルーベリー、スモモ
苦味 体の熱や毒をとりのぞく たけのこ、ゴーヤ(にがうり)、百合根、レタス
甘味 滋養強壮、リラックス効果 南瓜、西瓜、とうもろこし、ジャガイモなどの穀物。豆腐、はちみつ、うなぎ
辛味 血の気のめぐりをよくする ネギ、生姜、にんにく、山槻、唐辛子
鹹味(かんみ=しおからい味) 便秘を解消する 海苔、エビ、しじみ、昆布、カニ、牡蠣
渋味   柿、銀杏、パイナップル
淡味 利尿作用がある 冬瓜、ハトムギ

コーヒーは体を冷やすのでお茶やミネラル豊富な麦茶を飲むと良いようです。自分が好きな食べ物がカラダを冷やしやすい、自分の苦手な食べ物のほうがカラダを温めやすい食材で愕然としました。漢方では、五苓散(男性)桂枝茯苓丸・黄連解毒湯・当帰芍薬散。頻尿や手足の汗が出やすい人は、漢方や生薬・和漢・薬膳などカラダの中から低体温・冷えのぼせを改善するといいと思います。


筋肉が衰えやすい更年期、体の水分量が減ると急激に老け込む

冷えのぼせは、自分の「冷え」に気づいていないこと。人間の体の60%は水分だといいますが生まれたての赤ちゃんは80%。赤ちゃんは70%。幼児は65%。学童児の子供は60%。高齢者は55%といわれています。男性より女性の方が脂肪が多い分、水分量が少ないそうです。同じ成人でも男女で差があるのです。だから痩せ型より肥満体型の人のほうが水分量が少ないんですね。

 

中高年で更年期を迎えた太り気味の女性だと55%〜50%と体内の水分量が少なくなります。体組成計ではかる体脂肪は、体内の水分量から脂肪の割りだしています。体年齢は、内臓脂肪と体脂肪と筋肉量から割り出しています。女性は閉経を前後して骨格筋量が減っていきます。

 

年齢と脂肪量

 

赤ちゃん

閉経する前は、骨を破壊する破骨細胞と新しい骨を作る骨芽細胞はバランス良く交互に繰り返し健康が保たれています。しかし閉経すると骨を破壊する細胞だけが活発になってしまいます。骨量に比例して筋肉量も減っていきます。筋肉が衰えると細胞内の水分量も減っていきます。水が減ると一気に老化し太りやすくなります。

 

肥満傾向の女性は脂肪が多い分、骨量も筋肉量も少なめ。太っている女性は、見た目もどっしりでっぷりしているだけではなく細胞レベルで老化現象が進んでしまうのです。周りからは「おおらかにみえる」「優しそうな性格にみえる」などといわれますが慰めを隠れ蓑にして実は、見た目も体もオバサンになっているのです。

 

体を温める対処法というのは、食事や日常生活から改善できることも多いですし体質改善することで更年期症状も和らぎます。更年期の症状で多汗や寝汗で眠れない・眠っているけど眠りが浅い人はカラダの冷えからくるひえのぼせを疑います。気付かないカラダの冷えを意識することで脳やカラダのむくみを解消しやすくなり自律神経からくる不調に悩まされることも減っていきます

 


漢方は更年期や冷えのぼせの強い味方

漢方は婦人科系のトラブルや更年期、冷えの強い味方。カラダの内側からのアプローチによって未病を防ぎ不調を改善していくからです。ちなみに漢方薬では、末梢冷えや足腰の冷えには「当帰芍薬散」、下半身は冷えるのに顔はのぼせる冷えのぼせる方は「桂枝茯苓丸」が効くようです。更年期の漢方としても知られていますよね?

 


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